モルックというゲームは、対戦型ゲーム。木のスティック棒(モルック)を使って的(スキットル)を倒して先に50得点ぴったりを出した方が勝ち!っていうシンプルなルール。誰でも楽しめるアウトドアスポーツです。2025年5月現在、じわじわ流行ってきているなと感じています、個人的に。でもまあ、近所でやってる人、私しか見かけたことないけど(笑)
今回は、モルックの「投げ方」と「上達のコツ」を整理してしてみます。小学生から大人まで、これを読めばモルックがもっと楽しくなるかも!
モルックの投げ方は大きく4つのスタイルあり
モルックの投げ方には、おおまかに4つのスタイルがあります。
どれも「下から投げる」というルールがありますが、少しずつ特徴があります。
- よこ投げ(基本)
- よこ投げ(ラファティ投げ)
- 裏(うら)投げ
- 縦(たて)投げ
それぞれの投げ方を、イラストを参考にしながら見ていきます。

① よこ投げ(基本フォーム)
一番よく使われる投げ方です。初心者はまずはこの投げ方でスキットルに当てるところから。
- モルックを中心あたりで軽くにぎる
- モルックを掌にやさしくのせる感じ
- 狙いたいスキットルに向かって、腕を振り子のように数回動かしてから投げます
- 力を入れすぎず、でも投げる時にすっぽ抜けないように気をつけましょう
- リズム感が大事かも
足のスタンス(開き方、位置)は人によって違うので、自分なりにいろいろ試してみるとよいかな。
ゆるやかな山なりで、ふわっと届くように投げるのがコツです。

② よこ投げ(ラハティ投げ)
フィンランドの「ラファティ」という町の名前がついた投げ方です。名前おもしろい。カバディみたい(笑)
- 基本フォームと同じ持ち方でOK
- 低くかがんだ姿勢で、モルックを強めにまっすぐ投げる
- 地面にバウンドするくらいの高さでモルックを投げてスキットルに当てます
地面に当たった場合、地面の質によって跳ね方が変わるので、芝生や土の状態にも注意。人工芝だとモルックがよく跳ねます。
この投げ方は相手の狙っているスキットルを遠くへ飛ばしたいときに使えるテクニックです!

③ 裏投げ
ちょっとむずかしいけど、かっこいい投げ方!これやってると上手に見える(笑)
でも、初心者にはあまりおススメできないかも・・・。はじめのうちはなかなか当たりません。
- 手の甲が前になるように、モルックを「逆手」で持つ
- バックスピンをかけて、ふわっと山なりに投げます
この投げ方は、モルックが転がりにくいので、狙った場所でピタッと止めたいときに使えます。
遠くのスキットルを倒さずに、手前の狙ったスキットルだけを倒したいときに最適!

④ 縦投げ
モルックを縦に持って、そのまま投げる技!
- モルックが「立ったまま」空中を進むイメージ
- そのままスキットルに当てる、またはバウンドさせて狙います
横に並んだスキットルの中から「1本だけ狙いたい」ときに使えます。
モルックが回転すると狙いがズレやすいので、まっすぐ投げる練習が必要です!

上達のポイント&ゲームのコツ
投げ方をマスターしたら、ゲームに勝つためのコツも知っておきたきたいですよね。
● はじめから欲張らない!
最初から高い得点をねらっても、外してしまうと0点です・・・。
2回続けて外すと失格リーチ、ピンチになります。
初心者はまずはコツコツと確実に点を取るのが大事です!
● 作戦なしでたくさん倒さない!
「とりあえずたくさん当てよう!」と、スキットルにモルックをガシャーン!とぶつけると・・、
相手がねらいやすい形にスキットルがばらけてしまうことがよくあります。
自分だけでなく、相手の立場でどう見えるかも考えると、ゲームがもっと戦略的になります。
● 相手の得点を気にする!
モルックは、先に50得点取った人が勝ちというルール。
だから、相手がどのスキットルをねらっているのかを考えてみることが必要です。
でも初心者のうちはこれがなかなかできません。自分のことで手一杯になっちゃう(笑)
できれば30点を超えたあたりからは、相手の動きや狙いにも注目できるといいです。
たとえば38点になった場合、12点スキットルを一つだけ倒すと合計50得点になって勝ち確定になります。

※↑は4人組2チーム計8人で10ターンやったところ。スキットルがかなりばらけてます。
まとめ
今回は、モルックの4つの投げ方と、ゲームを有利にするコツをまとめてみました。
投げ方は結局は人それぞれです。自分がやりやすい投げ方を見つけましょう、楽しむことが大事!
モルックは誰でも気軽に楽しめる屋外ゲームですが、投げ方や考え方を少し変えるだけでわりと早く上達できるところもいいところかと思います!
身近な仲間や家族とプレーして、「この投げ方がうまくいった!」「今回は勝った~!」などなど、一緒に喜び合いながら、モルックでコミュニケーションを楽しめたらよいですね!