魚野川の河原でBBQ＆モルックで遊び
2024年の夏、お盆休みに新潟県湯沢町の魚野川の河原に友人たちと集まりました。その日の集まりは、私を含めて友人・知人の５家族、総勢２０人ほど。年齢もさまざまで、幼稚園児から50代の大人までにぎやかな顔ぶれでした。
目的はただひとつ、みんなでBBQしてキャンプして思いきり楽しもう！という計画。各地に散らばる昔からの雪山仲間。今回は日帰り企画ではなく一泊二日！夏の思い出づくりにぴったりのスケジュールでした。
この日の天気はこれ以上ないくらいの快晴。とても暑い日でしたが魚野川のせせらぎの音を聞きながら、涼しい風が時おり吹き抜け、最高のロケーション。草地も広々としていて、BBQスペースもゆったり取れました。
初めてのモルックゲーム、なのに大盛りあがり！
そして、今回のBBQには、わたしが密かに楽しみにしていたもうひとつの主役がありました。それが「モルック」！
この年の７月にモルックを体験してすぐにモルック道具を購入したものの、一人ぼっちでやっていたわたしは誰かと対戦してモルックゲームがしたかったのです。
実は、今回の参加者の中で、モルックをやったことがあるのは私だけ。みんなは「それ何？」「その棒は投げるやつ？」「どうやるの？」みたいな反応でした。でも、そこがまたよかったんです。
ルールを簡単に説明して、てきとうにチーム分けしてさっそくやってみると・・・、これがもう笑いがでるくらい盛りあがる！年齢も運動神経も関係ない。木の棒を投げて、数字の書かれたピン（スキットル）を倒すだけ。でもその「だけ」が楽しい！初めての人でもすぐに楽しめる！
「惜しい！あと1点だったのに〜」
「○○パパ、初めてなのにすごい上手いぞ！」
「今の投げ方、カッコよくなかった？」
と、やってみると大人も子どももけっこう本気な感じになる。どちらのチームが勝っても誰が失敗しても拍手と笑顔。自然と拍手が起きたり、負けたチームがもう一回やろう！と言い出したり。初めてとは思えないほど、みんなの熱中ぶりがすごかったです。
私自身、この日のモルックゲームを通じて「この遊びって、人をつなげる力があるなあ」と実感しました。モルックって、ただ棒を投げるだけの遊びだけど、やってみるとすごく不思議なことが起こるんです。みんなで「いけー！」「おしいー！」って声を出しながら笑ってると、自然と仲良くなれるんですよね。これまであまり会話がなかった子どもともコミュニケーションがとれたり（笑）
空は快晴、草のにおい、川の音、そして焼きたてのBBQお肉のいい香り。そんな最高のシチュエーションの中で外遊びすると、久しぶりに会った友だちとも、まるで昨日も一緒に遊んでたかのようにすぐ打ち解けられると思うんです。その中で「モルック」って外遊びはまさに“棒でつながる友情”って感じでとても良いアクセントになったと思います。
子どもから、次の日も早起きしてもう一回モルックしよう！なんて声が出るくらいで、モルックってちょっとしたブームになりそうな予感を感じました。
自然の中でのんびりしたい、でもちゃんとみんなで楽しく盛りあがれるアクセントになる。そんなモルックの魅力を感じた、そんな夏の一日でした。
